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アインシュタイン (単位) : ウィキペディア日本語版 | アインシュタイン (単位)
アインシュタイン(, 記号:E)は、光化学で用いられる、光子の物質量(モル数)に関係した単位である。 アインシュタインという単位名称は、1905年の論文において光電効果の原因を解明し、光量子(現在は光子と呼ばれる)という考えを示したアルベルト・アインシュタインに因む。 ==定義と意味== 1 アインシュタインは、1 モル(アボガドロ数個)の光子が持つエネルギーと定義されている〔共立化学大辞典第 26 版、p. 10。〕。ただし、光の光子あたりエネルギーはその周波数(あるいは波長)によって変わる〔。同じアインシュタインでもエネルギーは数倍(理論上は数千倍でも数百万倍でも)変わるので、アインシュタインはエネルギーそのものを表す単位ではない。 実際はアインシュタインは、エネルギーではなく光子の物質量を表すのに使われる。つまり、「光子の物質量は 10 モルである」と言いたいときに「光のエネルギーは 10 アインシュタインである」のように言う。この際、そのエネルギーが具体的にどれだけか(何ジュールか)は問題としない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アインシュタイン (単位)」の詳細全文を読む
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